Seasonal variation of serotonin turnover in human cerebrospinal fluid, depressive symptoms and the role of the 5-HTTLPR

JJ Luykx, et.al.(2003), Translational Psychiatry (2013) 3, e311

  • セロトニンの主要代謝物である5-HIAA濃度について、479名を3年間にわたり調査した結果、春に濃度のピークを示すサイン・カーブの形状が示された。
  • 5-HIAA濃度はうつ症状との関連性が高いことも確認できた。

http://www.nature.com/tp/journal/v3/n10/pdf/tp201384a.pdf

 

株式市場リターンの季節性と投資家のリスク回避傾向の季節変化
著者:石部・角田・坂巻(アナリストジャーナル2016.2)
株式市場リターンの季節性と投資家のリスク回避傾向の季節変化.pdf
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岡田克彦 

世界の季節性アノマリーと投資家心理 : テキストマイニングが明ら かにする心と株価の強い関係, 2014 

1986年から2010年までの新聞記事をテキストマイニングし、楽観的な記事か悲観的な記事かを分類した結果、1月から6月までのは楽観記事が悲観記事より有意に多かった。7月から12月は逆。

http://kgur.kwansei.ac.jp/dspace/bitstream/10236/11713/1/61-4-8.pdf

セロトニン欠乏症
キレる子供や鬱の大人の脳では、セロトニン神経が衰弱し、脳内物質が欠乏している。セロトニン神経が弱るとキレやすくなる。特に、うつ病、パニック障害、摂食障害(拒食症や過食症)などの諸症状が現れる。
人の心を動かす2要素(ポジティブ:ドーパミン神経によって制御されている。ネガティブ:ノルアドレナリン神経によって制御)に対して制御をかけているのがセロトニン神経。セロトニン神経が正常だと、不安にならず舞あがりもしない。
セロトニン欠乏症: セロトニン神経は、脳全体に影響を与える。脳からの情報は、神経伝達物質セロトニンがセロトニン神経を伝わり、興奮や抑制がなされる。
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遅澤秀一,

日本株式市場の季節性とスタイル, 2007

  • 日本株式市場を対象に株式収益率の季節性、および投資スタイルとの関連性について簡単な検証を行い、投資に有用なパターンを見出せないかを調べる。

http://www.nli-research.co.jp/report/report/2007/11/repo0711-2.pdf

祝迫得夫, 2008

投資家の「意見の不一致」と株価 ――サーベイデータによるJASDAQ市場の分析

  • 投資家間の「意見の不一致のモデル」を,日本のJASDAQ 市場のデータを用いて検証し
    た.株式機関投資家の株価予想のサーベイ結果の標準偏差を投資家の「意見の不一致」の尺度として用い,まずそれが現在の株価を上昇させることを示した.
  • また,制度的な「裁定の限界」から,「意見の不一致」のモデルがより当てはまる
    JASDAQ 平均に比べ,TOPIX についての分析結果は,まったくと言っていいほどモデルのインプリケーションを満たしていないことから,JASDAQ 市場で取引されているような小規模銘柄に関しては,制度的な「裁定の限界」が株価形成により大きな影響を与えているも
    のと考えられる。

http://www.ier.hit-u.ac.jp/ifd/doc/IFD_WP19.pdf

宇野 淳・神山直樹,

株主保有構造と流動性コスト:投資ホライズンの影響

  • 株主保有構造は株式の流動性と企業価値に影響する.その影響は,投資主体の投資ホライ
    ズン(期間)により異なる.本稿では,主体別保有比率から銘柄ごとの潜在的投資ホライズン
    を合成することで,投資ホライズンが流動性や企業価値に与える影響が大きいことを示す.

http://www.waseda.jp/wnfs/pdf/labo3_2009/WIF-09-002.pdf

 

 

榊原茂樹, 山崎尚志,

我が国株式市場における上半期効果

Kobe University Discussion Paper Series, 2003.24

  • 日本の株式市場において、上半期(1~6月)の投資収益率が下半期の投資収益率と比べて有意に高い現象が存在することを実証。

http://www.b.kobe-u.ac.jp/paper/2003_24.pdf

 

Harlow W. V., and Keith C. Brown,

"Understanding and Assessing Financial Risk Tolerance: A Biological Perspective"

  • 株価を決めるのは収益予想とリスク許容度。リスク許容度の方がずっと重要なのに先行研究が少ない。
  • リスクに注目が集まらない理由は、リスク許容度に対する罹患が少ないため。
  • モノアミン酸化酵素(MAO)が低レベルだと刺激追求型になり、リスク許容度が高まる。
  • リスク特性について従来の研究では、固定的な分類(年齢、結婚ステータス、職業、財産、性別)が多い。
  • 年齢と性別はリスク許容度に大きく影響する。(リスク許容度は年齢に反比例する)
  • なぜ、人々のリスク許容度は異なるのか? どうして、年齢とともにリスク許容度は変化するのか、何も分かっていない。
  • 刺激追求度の高い人は、遺伝的に見るとDBHやMAOが低い傾向がある。
  • 神経化学的作用が人々の経済的な嗜好を左右している可能性がある。

http://www.riskprofiling.com/Downloads/AssessingRT_Biological.pdf

 

Kamstra, Mark J., Lisa A. Kramer, and Maurice D. Levi,

"SAD Investors: Implications of Seasonal Variations in Risk Aversion"

  • 株式の中でも小型株や高β株、高ボラティリティ株ほどSAD効果は大きい。
    (リスクが高い。株ほどハロウィン効果が大きい。)
  • 投信資金流入を見ると、株式Fと債券Fの間でSAD効果が見られる。
  • 債券リターンは逆SAD効果が見られる。
    (株式リターンが最大になる1月が債券リターンはボトム

http://www.cirano.qc.ca/realisations/grandes_conferences/risques_financiers/5-12-03/kramer.pdf

 

Heininen, Polina, and Vesa Puttonen,

"Stock Market Efficiency in the Transition Economies through the Lens of Calendar Anomalies"

  • 中・東欧12ヵ国のカレンダーアノマリーを分析。
  • 月替り効果が有効な国: クロアチア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、ロシア、スロバキア。これらの国では月末近くの5日間に月間リターンの85%が得られる。
  • ハロウィン効果が有効な国: チェコ、エストニア、ラトビア、リトアニア、ロシア。(8/12国で有効)。夏のリターンは5ヵ国でマイナス。売買コスト0.5%で運用したとしても、ハロウィン戦略は市場平均を大きくアウトパフォームする。
  • 週替り効果: 東欧でも週初のリターンは低く、週末のリターンが高い傾向は見られるものの、統計的には有意ではない。
  • ただし、先進国のアノマリーが影響を及ぼしている可能性もある。また、カレンダーアノマリーは消えつつある。

http://www.hse.ru/data/090/182/1235/Heininen_Puttonen_paper.pdf

 

Gao, Lei,

"Calendar Effects in Chinese Stock Market"

  • 中国の旧正月は2月なので3月4月のパフォーマンスは高い。
  • 中国にはキャピタルゲイン課税がない。→ Tax Loss Sellingも生じない。
  • Lakonishok and Levy, 「週末に株を買えば、受渡日までの時間が長いから、その間の金利を稼げる」

http://www.aeconf.net/Articles/May2005/aef060105.pdf

 

Ferson, Wayne, and Campbell Harvey,

"Seasonality and Heteroscedasticity in Consumption-Based Asset Pricing"

 

Ciccone, Stephen, and Ahmad Etebari,

"A Month-by-Month Examination of Long-Term Stock Returns"

  • 9月に低パフォーマンスとなることは調査対象国のうちの4/5の国で確認できた。
  • ブラックマンデーの年や大恐慌の年のような特定のデータを除いて考えてみても、9月のパフォーマンスは悪い。

  http://www.unh.edu/news/docs/ciccone-etebari_stocks.pdf

 

Jacobsen, Ben and Cherry Y. Zhang, "Are Monthly Seasonals Real? : Three Century Perspective"

  • 300年間の英国株のデータを分析した結果、1月効果が出現したのは1830年代以降に過ぎない。1693年からのデータ当初からの150年間は1月のパフォーマンスは年間最悪。一方で、12月のリターンは大きくプラスであった。
  • また、英国でキャピタルゲイン課税が導入されたのは1965年からであり、しかも当初は課税年末は3月とされていた。
  • 英国で1830年台以降、1月効果が出現した背景には、12月にクリスマス休暇をとる習慣が一般に普及したためではないかと推察。
  • 300年間を通じて、10月と7月のリターンは一貫して悪い。
  • 300年のデータを50年ごとの期間に分けた場合、どの50年を見てもハロウィン効果は有効。
  • 夏のリターンはリスクフリーレート以下。冬のリターンは年間リターンの3倍。

http://www-stat.wharton.upenn.edu/~steele/Courses/434/434Context/Calendar%20Effects/SellInMayGoAway.pdf

 

Sah,

"Stock Market Seasonality: A Study of the Indian Stock Market"

  • インド株は1月、7月、9月、12月のリターンが高いので、季節性が認められる。
  • (課税年末は3月だが、4月効果はあまり見られない)

  http://www.nseindia.com/content/research/res_paper_final228.pdf

 

Bepari and Mollik,

"Seasonalities in the Monthely Stock Returns: Evidence from Bangladesh Dhaka Stock Exchange"

  • バングラディッシュでは課税計算年度が6月で区切られている。仮に1月効果が投資家の節税対策が原因であるならば、バングラディッシュ株には「7月効果」があるはず。でも、7月効果なんてない。
  • (私)分析対象期間が1994年~2007年と少ないことが難。

  http://www.eurojournals.com/irjfe_24_14.pdf

 

Lucey and Zhao,

"Halloween or January? Yet another puzzle"

  • ハロウィン効果の原因は1月効果だけであり、他の要因の影響はない。最近だけみれば、Halloween戦略はBuy&Holdよりパフォーマンスが劣る。

  http://brianmlucey.files.wordpress.com/2011/05/janoween.pdf

 

Cao,

"Stock market returns: A note on temperature anomaly"

  • 人間は低温だと攻撃的になる。攻撃的になるとリスク愛好的になるので株価は上昇しやすい。
  • (私)気温を季節調整して分析したほうが、ベター。

  http://www.yorku.ca/mcao/cao_wei_JBF.pdf

 

資産リターンの季節性と投資戦略
資産リターンの季節性と投資戦略(MUTB).pdf
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Mark Kamstra, Lisa Kramer, and Maurice Levi,

Working Paper 2002-13 July 2002

"Winter Blues: A SAD Stock Market Cycle"

  • 我々は昼間の時間が短くなると鬱状態になりやすい。これは季節性うつ病と呼ばれている。
  • 季節性うつ病は高緯度地域で発生しやすいが、これは冬に昼の時間が極端に短くなるため。
  • 株式のパフォーマンスにも、季節性があるが季節性うつ病と同じメカニズムが投資家にも働いているため。

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アノマリー研究所

    ( Since 2011.11)

 当面は、カレンダー効果を中心に分析していきます。 

 

 

これまでの分析結果を分野別に編集し、書籍風にまとめてみました。(2016.3)